モティバ・エルゴノミクス2サイズ表|体型に合うバッグ選びのポイント

モティバ・エルゴノミクス2サイズ表|体型に合うバッグ選びのポイント

モティバ・エルゴノミクス2のサイズ選びで悩んでいませんか。約350種類もあるサイズの中から自分に合う1つを見つけるには、cc(容量)だけでなく横幅や高さ、突出度の組み合わせを正しく知ることが大切です。

この記事では、モティバ2のサイズ表の読み方からMini・Demi・Full・Corseの各タイプの違い、さらに体型別の選び方まで、カウンセリング前に押さえておきたい情報を丁寧にまとめました。

「自分の体型にはどのサイズが合うの?」という不安を少しでも軽くするために、ぜひ参考にしてみてください。

目次

モティバ・エルゴノミクス2のサイズ展開は約350種類|cc数だけで選ぶと後悔する理由

モティバ・エルゴノミクス2には約350種類ものサイズバリエーションがあり、cc(容量)の数字だけで選んでしまうと、理想とは異なる仕上がりになるケースが少なくありません。横幅や高さ、突出度を総合的に見ることが大切です。

cc(容量)だけを比べても思った仕上がりにならない

たとえば250ccから300ccに容量を上げた場合、高さはわずか2mm程度しか変わらず、大きくなるのは主に横幅です。そのため「もっとふっくらした胸にしたい」と思って容量を増やしても、横に広がるだけで期待した変化を感じられない可能性があります。

逆に横幅だけが大きくなると、胸が左右に張り出して不自然な印象になることも。cc数はあくまで体積を示す数値であり、どんな形に仕上がるかは別の要素で決まります。

横幅・高さ・突出度の3つが仕上がりを左右する

シリコンバッグのサイズは「ベース幅(横幅)」「プロジェクション(突出度・高さ)」「容量(cc)」の3要素で構成されています。同じ300ccでも、横幅が広くて突出度が低いタイプと、横幅が狭くて突出度が高いタイプとでは、見た目の印象がまったく違ってきます。

医師がサイズを提案する際には、患者さんの胸郭の幅や皮膚の伸び具合、既存の乳腺量などを計測したうえで、バランスの良い組み合わせを導き出します。容量は「高さ→横幅→容量」の順番で決めるのが基本的な考え方です。

モティバ・エルゴノミクス2のサイズ構成要素

要素内容影響
ベース幅バッグの底面の直径(5mm刻み)胸の横幅の印象
プロジェクション突出度(Mini/Demi/Full/Corse)胸の前方への張り出し
容量(cc)バッグ内のジェル体積全体のボリューム感

サイズ表を読み解くには「ベース幅」の確認が欠かせない

モティバ2のサイズ表は、縦軸にベース幅(横幅)、横軸にプロジェクション(突出度)のタイプが並んでいます。自分の乳房のベース幅(底辺幅)を知らないままカタログを眺めても、どのサイズが合うのか判断できません。

ベース幅は5mm単位で展開されているため、少しの違いでも仕上がりに差が出ます。カウンセリングの際に医師が計測してくれますが、事前に自宅で大まかな数値を把握しておくと、より具体的な相談ができるでしょう。

モティバ2のサイズ表を徹底解説|横幅・高さ・容量の関係を把握しよう

サイズ表は一見すると数字の羅列に見えますが、読み方さえわかれば「自分に合う範囲」を絞り込む便利なツールになります。横幅(ベース幅)と突出度(プロジェクション)の交点に容量(cc)が記載されているという構造を覚えておきましょう。

サイズ表の縦軸「ベース幅(横幅)」は5mm刻みで展開

モティバ2のサイズ表では、縦軸に9.0cmから始まるベース幅が0.5cm(5mm)刻みで並んでいます。日本人女性の場合、多くの方が10.0cmから12.5cm前後の範囲に該当するといわれています。

ベース幅が体のサイズに合っていないと、バッグが胸郭から左右にはみ出したり、逆に小さすぎて不自然な球体感が出たりする原因になります。自分の乳房底辺幅に近いベース幅の行を見つけることが、サイズ表を活用する第一歩です。

サイズ表の横軸「プロジェクション(突出度)」は4段階

横軸にはMini・Demi・Full・Corseの4段階が設けられています。同じベース幅でもプロジェクションを変えるだけで、前方への張り出し具合や上半身全体の印象は大きく変わります。

プロジェクションが低いMiniは横に広がる分、控えめで自然な印象に。高いCorseは横幅が狭く前方に突出するため、立体感が強く出ます。どのプロジェクションが合うかは、胸郭の幅や既存の乳腺量、希望する仕上がりイメージによって異なるため、医師との相談が必要です。

同じcc数でもベース幅が変わると胸の印象はまるで違う

たとえば300cc前後のバッグでも、ベース幅11.0cmのDemiタイプと、ベース幅10.25cmのFullタイプでは突出度が異なり、正面から見た横幅の印象にも差が出ます。Demiは幅がありながらも自然なカーブを描き、Fullはコンパクトなベースからしっかり前に張り出す形状になります。

「300ccにしたい」という希望だけで決めてしまうと、思った形にならないことがあるのはこのためです。cc数は参考にしつつ、横幅と突出度のバランスで仕上がりイメージを確認することを忘れないでください。

ベース幅とプロジェクション別のcc数一例(モティバ2 Ergonomix)

ベース幅DemiFull
10.5cm230cc275cc
11.0cm265cc310cc
11.5cm295cc350cc
12.0cm335cc395cc
12.5cm370cc440cc

Mini・Demi・Full・Corseの4タイプ別に見るモティバ2サイズ表の特徴

モティバ・エルゴノミクス2のプロジェクションは4段階あり、それぞれ向いている体型や仕上がりイメージが異なります。自分の胸郭の幅と希望するシルエットを照らし合わせながら選ぶことで、後悔のないサイズ選びにつながるでしょう。

Mini(低突出)は控えめな変化を望む方に向いている

Miniは4タイプの中でもっとも突出度が低く、ベース幅が広めに設計されています。容量は105ccから525cc程度の範囲で展開されており、胸の形を整えたい方や、ほんの少しだけボリュームを足したい方に適しています。

胸郭が広い方がMiniを選ぶと、体に馴染みやすく周囲に気づかれにくい自然な仕上がりが期待できます。ただし「しっかりボリュームを出したい」と考えている場合には、Miniだと物足りなく感じるかもしれません。

Demi(やや低突出)はアジア人の体型と相性が良い

Demiは中程度よりやや低めの突出度で、多くのアジア人女性の骨格に合いやすいタイプです。容量は135ccから625cc程度まで対応しており、ナチュラルでありながら「変わった」と実感できるバランスの良さが特徴といえます。

日本の美容外科でも、Demiタイプを選ぶ患者さんが多いと報告されています。程よいプロジェクションで前方にふんわりと丸みを出しつつ、横幅も適度にあるため、正面から見ても違和感を覚えにくい形状です。

プロジェクション4タイプの比較

タイプ突出度適した体型の目安
Mini低い胸郭が広め・控えめな変化を希望
Demiやや低い標準的な体格・自然な丸みを希望
Fullやや高い胸郭がやや狭め・立体感を希望
Corse高い胸郭が狭い・しっかりした張り出しを希望

Full(やや高突出)は胸に立体感をしっかり出したい方に向く

Fullはベース幅がDemiよりやや狭くなり、その分だけ前方へのプロジェクションが増します。145ccから775cc程度のサイズ幅があり、デコルテにボリューム感を求める方や、2カップ以上のサイズアップを目指す方に好まれています。

バンドサイズが34(アンダーバスト約75cm)以下の方がCカップ以上を希望する場合、Fullが提案されるケースが多いとされています。組織が薄い方はバッグの輪郭が出やすくなることもあるため、医師と相談しながら慎重に検討しましょう。

Corse(高突出)は胸郭が狭くボリュームを求める方向け

Corseは4タイプの中でもっとも突出度が高く、ベース幅が狭いのが特徴です。華奢な骨格でも前方にしっかりとした張り出しを得られるため、「細い体型だけどバストのボリュームは欲しい」という方に向いています。

ただし突出度が高い分、体の動きに対する柔軟性やシルエットの自然さについては、Demiタイプなどと比較しながら検討する必要があるでしょう。Corseが本当に自分に合うかどうかは、実際にサイザー(試用バッグ)を当てて確認することをおすすめします。

痩せ型・標準体型・ふくよかな方|体型別モティバ エルゴノミクス2のサイズ選び

同じcc数のバッグを入れても、体型が違えば見え方はまったく異なります。体型ごとの注意点を知っておくと、カウンセリングの際に医師とスムーズに方針をすり合わせられるでしょう。

痩せ型(BMI 18以下)の方は皮下脂肪の薄さに注意して選ぶ

皮下脂肪が少ない方は、バッグの輪郭が体表に出やすくなります。そのためプロジェクションの高いFullやCorseを選ぶ際には、挿入する層(大胸筋下やデュアルプレーンなど)を含めた総合的な検討が求められます。

モティバ・エルゴノミクス2はジェルが非常に柔らかいため、痩せ型の方でも比較的なじみやすいとされていますが、ベース幅が体格に合っていないと不自然さが目立つリスクもあります。Demiタイプで控えめに仕上げるか、Fullタイプで立体感を出すか、医師と一緒に実際のサイザーを当てて判断するのが安心です。

標準体型の方はDemiを中心にサイズの微調整がしやすい

標準的な体格の方は、皮下脂肪や乳腺量にある程度の余裕があるため、幅広いサイズから選択できます。Demiを基準にしながら「もう少しボリュームが欲しい」と感じたらFullへ、「控えめでいい」と思ったらMiniへと微調整がしやすい点がメリットです。

ベース幅は11.0cmから12.5cm前後が目安になることが多く、容量は250ccから350cc程度の範囲が人気のゾーンです。ただしあくまで一般的な目安であり、個人差があるため、計測結果をもとに判断することが大切になります。

ふくよかな方はベース幅に余裕があるためMiniでも自然に仕上がる

皮下脂肪が多めの方は、バッグの輪郭が目立ちにくいという利点があります。ベース幅が広い体型であれば、Miniタイプでも十分なボリューム感を演出でき、自然な丸みのあるバストラインを作りやすいでしょう。

一方、必要以上に大きなバッグを選んでしまうと、胸が重くなって肩こりや姿勢への影響が出ることもあります。見た目の希望だけでなく、術後の日常生活の快適さも含めてサイズを決定しましょう。

  • 痩せ型の方はバッグの輪郭が出やすいため、挿入層の選択も含めて検討する
  • 標準体型の方はDemiを基準に微調整が効きやすい
  • ふくよかな方は皮下脂肪がバッグをカバーしてくれるため、Miniでも十分な変化を感じられる
  • 体重の増減があると仕上がりに影響するため、安定した体重の時期に手術を受けるのが望ましい

モティバ サイズ選びで失敗しない|カウンセリング前に知っておくべき身体計測

事前に自分の体の数値をある程度把握しておくと、カウンセリングの限られた時間を有効に使えます。「どのサイズが合うか」を医師と効率よく話し合うために、3つの基本的な計測ポイントを押さえておきましょう。

バストのベース幅(乳房底辺幅)は自宅でも測れる

バストのベース幅とは、乳房の左右の付け根を結んだ直線距離のことです。柔らかいメジャーを使い、乳房を軽く持ち上げた状態で底辺部分を測ると、おおよその数値を把握できます。

厳密な計測は医師が行いますが、自宅であらかじめ目安を知っておけば「自分はベース幅が広いのか狭いのか」を意識した状態でカウンセリングに臨めます。サイズ表と照らし合わせて事前にイメージを膨らませることも可能です。

皮膚のつまみテスト(ピンチテスト)で組織の厚みを確認する

ピンチテストとは、バストの上部(デコルテ付近)やアンダーバスト付近の皮膚をつまみ、その厚みを確認する方法です。つまんだ厚みが2cm以上あれば筋膜下や乳腺下への挿入が選択肢に入り、2cm未満の場合は大胸筋下に挿入するデュアルプレーン法が検討されやすくなります。

組織の厚みはバッグの輪郭が目立つかどうかに直結するため、プロジェクションの選択にも影響を与える要素です。自宅で試す場合は、鏡の前で鎖骨の下あたりとアンダーバスト付近を軽くつまんでみてください。

カウンセリング前に把握しておきたい身体データ

計測項目計測方法サイズ選びへの影響
ベース幅乳房底辺の左右幅をメジャーで測定バッグの横幅の選択に直結
ピンチテストデコルテ・アンダーバストの皮膚をつまむ挿入層とプロジェクションの判断材料
胸郭周囲径アンダーバストをメジャーで水平に計測全体のバランスと適正ベース幅の算出

身長・体重・胸郭周囲径を把握しておくとカウンセリングがスムーズになる

身長と体重はBMIの算出に使われ、バッグのサイズ提案の参考になります。さらに胸郭周囲径(アンダーバスト)を測っておくと、ベース幅の目安を事前にイメージしやすくなるでしょう。

これらの数値をメモに書いてカウンセリングに持参すれば、医師とのコミュニケーションがスムーズに進みます。「何ccにしたい」という曖昧な希望だけでなく、数値をベースにした具体的な会話ができるようになるはずです。

モティバ・エルゴノミクス2の構造と安全性がサイズ選びの安心材料になる

サイズ選びでは「大きくして大丈夫だろうか」「破れたらどうしよう」といった不安もつきものです。モティバ・エルゴノミクス2の構造上の特徴を知っておくと、安心感を持ってサイズの検討に集中できます。

6層シェルとBluSealでジェル漏れのリスクを低減している

モティバ・エルゴノミクス2の外膜は6層構造で作られており、中間層には「BluSeal」と呼ばれる高性能バリア膜が組み込まれています。万が一外膜が損傷しても、ジェルが体内に漏れ出すリスクを最小限に抑える設計です。

さらに「トゥルーモノブロック」と呼ばれる一体成形技術により、バッグの本体と底面につなぎ目がありません。つなぎ目がないことで応力が均一に分散され、従来のバッグと比較して高い耐久性を実現しています。

SilkSurface加工で被膜拘縮のリスクが抑えられている

被膜拘縮(ひまくこうしゅく)とは、体がバッグの周囲に作る瘢痕組織(カプセル)が硬く縮まり、胸が不自然に硬くなったり変形したりする合併症です。モティバ2はSilkSurface(シルクサーフェス)というナノレベルの微細な表面加工が施されており、組織との親和性が高いとされています。

複数の研究報告によると、SilkSurface加工を持つモティバのインプラントでは被膜拘縮の発生率が低く、5,813例を対象にした調査でも初発の被膜拘縮は報告されていません。表面の滑らかさは挿入時の組織へのダメージも抑え、傷跡が目立ちにくいという利点にもつながっています。

ジェル充填率100%がシワや変形を防いでいる

モティバ・エルゴノミクス2はバッグの内部にジェルが100%充填されているため、内部でジェルが偏ることがありません。仰向けのときはお椀型に、立っているときはしずく型に変化するエルゴノミクス設計で、どのような体勢でも自然なシルエットを保ちやすい構造です。

充填率が100%であることはリップリング(バッグ表面のシワが体表に透けて見える現象)の防止にも寄与しています。痩せ型でバッグの輪郭が出やすい方にとって、安心してサイズ選びに臨める材料になるでしょう。

  • 6層シェル+BluSealバリア膜+モノブロック一体成形でジェル漏れを防止
  • SilkSurface加工がカプセル形成を穏やかにし、被膜拘縮のリスクを低減
  • ジェル充填率100%で体勢に応じた自然な形状変化を実現
  • 伸張性823%(従来品の約2倍)で外部からの衝撃にも強い

モティバ2のサイズ表を見比べたとき他社インプラントと何が違うのか

モティバ・エルゴノミクス2のサイズ表は約350種類という膨大な選択肢を持ち、5mm刻みのベース幅と4段階のプロジェクションの組み合わせで構成されています。他社製品と比べたときに目立つ特徴を確認しておきましょう。

モティバ2は同じcc数でも柔らかいため体型へのなじみが良い

モティバ・エルゴノミクス2は従来品と比較して伸張性が201%向上し、弾力性も45%アップしています。同じcc数のバッグでも、他社製品より柔らかいジェルが使われているため、体の曲線に沿うように変形しやすく、触った感触も本来の乳房に近づいています。

この柔らかさが生まれる理由は、ProgressiveGel Ultimaと呼ばれる特殊なシリコンジェルにあります。粘調性が低く重力の方向に合わせてジェルが動くため、寝ているときと立っているときで異なる自然な形状変化が起こります。

モティバ2と一般的なシリコンバッグの特性比較

比較項目モティバ2一般的なシリコンバッグ
伸張性823%450%(基準値)
表面加工SilkSurface(ナノ加工)スムース or テクスチャード
ジェル充填率100%製品により異なる
体勢による形状変化あり(エルゴノミクス設計)製品による

サイズ展開の幅広さがセミオーダー感覚の選択を可能にしている

モティバ2は約350種類というサイズ展開で、5mm刻みのベース幅と4段階のプロジェクションを組み合わせられます。他社製品の多くはサイズバリエーションがこれほど細かくないため、「ちょうど良いサイズがない」という状況が起こり得ます。

東洋人の骨格に合わせて設計されたサイズも含まれており、セミオーダー感覚で体型にフィットするバッグを見つけやすいという声が多く聞かれます。既製品の中から選ぶとはいえ、ここまで細分化されていれば「自分だけのサイズ」に限りなく近い選択が可能です。

体勢によって形が変わるエルゴノミクス設計がモティバ2だけの特徴

ラウンド型のインプラントはどの体勢でも同じ丸い形を保ちますが、モティバ2のエルゴノミクスタイプは重力の方向に応じて形状が変わります。仰向けでは平たく広がり、立つと下半分にボリュームが集まるしずく型に移行するため、動きのあるバストが再現されます。

この特徴はサイズ選びにも影響を与えます。同じcc数でもラウンド型とエルゴノミクス型では見え方が違うため、サイズ表の数値だけでなく「どのタイプのバッグか」を把握したうえで比較することが大切です。

よくある質問

モティバ・エルゴノミクス2のサイズは最小で何ccから選べますか?

モティバ・エルゴノミクス2のサイズはプロジェクションのタイプによって異なり、Miniタイプで約105cc、Demiタイプで約135cc、Fullタイプで約145ccが目安の下限となっています。

ただし在庫状況や取扱いクリニックによって入手可能なサイズが変わる場合もあるため、希望サイズがある場合は事前にクリニックへ確認されることをおすすめします。

モティバ・エルゴノミクス2のDemiとFullではどちらが日本人に合いやすいですか?

一般的にはDemiタイプがアジア人女性の骨格と相性が良いとされ、日本の美容外科でもDemiを選ぶ方が多い傾向にあります。Demiは適度な突出度で自然な丸みを出しやすく、標準的な体格の方に幅広く対応できるためです。

ただしFullが合う方もいらっしゃいますので、胸郭の幅や既存の乳腺量、希望するシルエットをもとに医師と相談のうえで判断されるのが望ましいです。

モティバ・エルゴノミクス2はサイズ変更のために再手術が必要になることはありますか?

バッグの入れ替えは外科的な手術が必要となり、既存のカプセル(被膜)の処理も伴うため、簡単にサイズ変更できるわけではありません。そのため初回の手術でしっかりとサイズを選ぶことがとても大切です。

カウンセリングで十分に時間をかけてサイザーを試し、3Dシミュレーションなども活用しながら、納得のいくサイズを決定してから手術に臨んでください。

モティバ・エルゴノミクス2で3カップ以上のサイズアップは実現できますか?

モティバ・エルゴノミクス2は柔らかく伸びやすい素材で作られているため、痩せ型の方でも3カップ以上のサイズアップに対応できるケースがあります。実際に、華奢な体型で大きめのサイズを選ばれた方から「想像以上に自然だった」という声も報告されています。

ただし皮膚の伸展性や乳腺量、胸郭の幅によって限界は異なります。無理にサイズを上げると不自然な仕上がりになるリスクもあるため、医師の診察を受けて適切な範囲を確認することをおすすめします。

モティバ・エルゴノミクス2にはマイクロチップ付きとなしのどちらを選ぶべきですか?

モティバ・エルゴノミクス2にはRFIDマイクロチップ(Q Inside)が内蔵されたタイプと、チップなしのタイプがあります。チップ付きは専用リーダーでバッグの製造番号や型番データを読み取れるため、将来の抜去や入れ替えの際に正確な情報を確認できる利点があります。

チップはMRIやX線検査に影響しませんが、マンモグラフィーやレントゲンには映る可能性があります。チップなしでも製品保証は受けられますので、検査への懸念がある方は医師に相談して決めるとよいでしょう。

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この記事を書いた人

Dr.本田マイケル 武史のアバター Dr.本田マイケル 武史 MYCLI 統括院長 / 医療法人史真会 理事長

【プロフィール】 1984年アメリカ・メリーランド州生まれ、島根県育ち。 大阪医科大学医学部卒業後、がん研有明病院形成外科にて、日本一の手術件数を誇る乳房再建など数多くの高難度手術に従事。その後、聖路加国際病院形成外科を経て、より自然で美しい仕上がりを追求するため美容外科領域へ。 大手クリニックにて脂肪吸引・注入技術の指導的役割を担った後、「一人ひとりのゲストにもっと寄り添った施術」を理念に掲げ、2022年にMYCLIを開院。 形成外科専門医としての解剖学的知識と繊細な技術をベースに、特に「自然な仕上がり」にこだわった脂肪豊胸やボディデザインを得意とする。現在は聖路加国際病院形成外科の非常勤も兼務し、臨床・学術の両面で活動を続けている。

【所属・資格】 日本形成外科学会 / 日本乳房オンコプラスティックサージェリー学会 Vaser Lipo 脂肪吸引認定医 / MIA認定医

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