【1日完結】プチ豊胸(ヒアルロン酸)の当日スケジュール|来院から帰宅まで

【1日完結】プチ豊胸(ヒアルロン酸)の当日スケジュール|来院から帰宅まで

「バストのボリュームをもう少しだけ足したい。でも大がかりな手術はちょっと怖い」――そんな気持ちを抱えていませんか。ヒアルロン酸注入によるプチ豊胸は、局所麻酔で施術でき、当日に帰宅できる豊胸術として多くの女性に選ばれています。

この記事では、来院からカウンセリング、施術、そして帰宅後のケアまで、1日の流れを時系列でくわしく解説します。事前に当日の動きがわかっていれば、心の準備ができて不安も和らぐでしょう。

20年以上にわたり豊胸の現場に携わってきた経験を踏まえ、医学的な視点と患者さん目線の両方から、丁寧にお伝えしていきます。

目次

プチ豊胸(ヒアルロン酸注入)が「1日で終わる」と言われる理由

ヒアルロン酸によるプチ豊胸は、施術そのものが30分〜1時間程度で完了し、入院の必要がありません。全身麻酔ではなく局所麻酔で行えるため、身体への負担が軽く、施術後に自分の足で歩いて帰れるのが大きな特徴です。

シリコンバッグ豊胸との違いはどこにある?

シリコンバッグ豊胸は全身麻酔を用い、皮膚を切開してインプラントを挿入する外科手術です。施術時間も1〜2時間ほどかかり、術後のダウンタイム(回復期間)も長めになります。

一方、ヒアルロン酸注入は注射器を使って胸に直接薬剤を注入する方法です。切開はせず、針穴程度の傷しか残りません。そのため、術後の腫れや痛みも比較的軽く、日帰りが可能になるわけです。

「ワンデイ豊胸」と呼ばれるのはなぜ?

比較項目ヒアルロン酸注入シリコンバッグ豊胸
麻酔局所麻酔全身麻酔
施術時間約30分〜1時間約1〜2時間
入院不要(日帰り)必要な場合あり
ダウンタイム数日〜1週間程度2〜4週間程度
効果の持続数か月〜1年半程度半永久的

どんな人に向いている施術なのか

ヒアルロン酸によるプチ豊胸は、「0.5〜1カップ程度のさりげないサイズアップを希望する方」や「まずは手軽に試してみたい方」に向いています。大きなサイズ変化を望む方にはシリコンバッグ豊胸のほうが適しているケースもあるため、カウンセリングでしっかり希望を伝えることが大切です。

また、授乳を終えて胸のハリが失われた方や、左右差が気になる方にもよく選ばれています。ヒアルロン酸はもともと体内に存在する物質なので、アレルギーが起こりにくい点も安心材料のひとつといえるでしょう。

来院前に済ませておきたい準備と持ち物をチェックしよう

プチ豊胸の当日をスムーズに過ごすには、事前準備がとても大切です。とくに服装と持ち物、そして体調管理のポイントを押さえておくだけで、当日の不安をぐっと減らせます。

当日の服装は前開きトップスが安心

施術後は胸に軽い腫れが出ることがあります。頭からかぶるタイプの服だと着替えるときに腕を上げる動作がつらく感じるかもしれません。前開きのブラウスやカーディガン、ジップアップのパーカーなどを選びましょう。

ブラジャーはワイヤー入りよりも、スポーツブラやカップ付きキャミソールのほうが施術後に楽です。クリニックによっては施術着を貸し出してくれますが、帰りの着替えは自分で用意する必要があります。

持ち物と事前連絡で確認しておくこと

当日の持ち物として、保険証や身分証明書、同意書(事前に郵送されている場合)を忘れずに持参してください。支払い方法もクリニックによって異なりますので、クレジットカードや現金など、事前に確認しておくと慌てません。

常用薬がある方は、必ずカウンセリング時に伝えてください。血液をサラサラにする薬(抗凝固薬)を服用中の方は施術できない場合もあるため、事前相談が必須です。

前日・当日の過ごし方で気をつけること

前日の飲酒は控えてください。アルコールは血管を拡張させるため、施術時の出血リスクを高める恐れがあります。施術当日の朝は軽めに食事をとり、空腹状態は避けたほうがよいでしょう。

激しい運動やサウナも前日から控えるのが望ましいといえます。体温が上がりすぎた状態で来院すると、施術中に気分が悪くなるケースがまれにあるからです。

タイミング控えること推奨すること
前日飲酒・激しい運動十分な睡眠
当日朝空腹での来院軽めの食事
来院時ワイヤー入りブラ前開きトップス

来院からカウンセリングまで|プチ豊胸当日の受付と診察の流れ

クリニックに到着してからカウンセリングが終わるまでの時間は、一般的に30分〜1時間程度です。この間に担当医と十分にコミュニケーションをとることで、仕上がりへの満足度が大きく変わります。

受付と問診票の記入にかかる時間

受付を済ませたら、問診票に既往歴やアレルギーの有無、希望するバストサイズなどを記入します。初診の場合は10〜15分ほどかかることが多いので、予約時間より少し早めに到着しておくとスムーズです。

問診票の内容は施術の安全性に直結するため、正直に記入してください。些細な体調の変化やサプリメントの服用状況なども医師にとっては大切な判断材料になります。

カウンセリングでは遠慮なく希望を伝える

確認ポイント具体的な内容
希望サイズ何カップ程度アップしたいか
仕上がりイメージ自然さ重視か、ボリューム重視か
使用する製剤ヒアルロン酸の種類と注入量
費用と追加料金麻酔代・アフターケア代の有無

同意書の説明と署名

カウンセリングが終わると、施術内容・リスク・費用が記載された同意書の説明があります。疑問点はこの段階で解消しておくことが肝心です。「あとから聞けばいい」と思って署名してしまうと、施術台の上で不安が膨らむ原因になりかねません。

医師だけでなく看護師やカウンセラーにも質問できますので、遠慮せずに聞いてみてください。納得したうえで署名をすることが、安心して施術を受けるための第一歩です。

施術室に入ってから終わるまで|ヒアルロン酸注入の手順と所要時間

施術室に入ってからヒアルロン酸の注入が完了するまでは、およそ30分〜1時間です。局所麻酔の効き具合を確認しながら慎重に進めるため、痛みを強く感じることは通常ありません。

局所麻酔のかけ方と痛みの感じ方

まず施術部位を消毒し、局所麻酔を注射します。麻酔の注射時にチクッとした痛みを感じますが、数秒で収まるケースがほとんどです。麻酔が効くまで数分待ち、感覚が鈍くなったことを確認してから注入に移ります。

痛みに弱い方には、麻酔クリームを事前に塗布したり、笑気ガス(吸入鎮静法)を併用するクリニックもあります。不安がある方はカウンセリング時に相談しておきましょう。

ヒアルロン酸はどこに、どうやって注入するのか

ヒアルロン酸は専用の注射針またはカニューレ(先端が丸い管状の器具)を用いて、乳腺の下や大胸筋の上などに注入します。仕上がりの自然さを左右するのが注入層の選択で、医師の経験と技術が問われるポイントです。

注入中は鏡を見ながら左右のバランスを確認し、微調整を加えていきます。片側あたりの注入量は30〜100cc程度が一般的ですが、希望するサイズや体型によって変わります。

施術が終わったらすぐ帰れるの?

注入が完了したら、止血の確認と施術部位のテープ保護を行います。その後、クリニック内のリカバリールーム(回復室)で15〜30分ほど安静にします。体調に問題がなければ、医師の最終確認を経て帰宅できます。

当日は車の運転を控えたほうがよいでしょう。局所麻酔の影響で一時的に胸周りの感覚が鈍くなっていることがあり、ハンドル操作に支障が出る恐れがあります。公共交通機関やタクシーの利用がおすすめです。

施術の流れ所要時間の目安
消毒・局所麻酔5〜10分
ヒアルロン酸注入20〜40分
止血確認・テープ保護5〜10分
リカバリールームで安静15〜30分

帰宅後の過ごし方で仕上がりに差がつく|プチ豊胸アフターケアの注意点

施術そのものと同じくらい大切なのが、帰宅後のセルフケアです。適切な過ごし方を守ることで、腫れや内出血を最小限に抑え、きれいな仕上がりを保ちやすくなります。

当日の入浴とシャワーはどこまでOK?

施術当日は湯船に浸かるのは避け、首から下はシャワーで軽く流す程度にとどめてください。施術部位を強くこすったり、高温のお湯をかけたりすると、腫れや内出血が悪化する原因になります。

翌日以降は通常のシャワーが可能ですが、湯船への入浴は術後3日〜1週間程度控えるようクリニックから指示されることが多いでしょう。サウナや岩盤浴も同様に1週間は我慢してください。

仕事復帰と運動再開のタイミング

  • デスクワーク:翌日から可能
  • 接客業・軽作業:2〜3日後から可能
  • ウォーキング程度の軽い運動:3〜5日後から
  • ジムでの筋トレやランニング:1〜2週間後から

腫れ・内出血・痛みが続いたときの対処法

施術後2〜3日は軽い腫れや鈍い痛みが残ることがありますが、処方された痛み止めで十分コントロールできるレベルです。冷却ジェルシートなどで胸を軽く冷やすのも効果的でしょう。

内出血が出た場合は、1〜2週間で自然に吸収されます。ただし、強い痛みや急な腫れ、38度以上の発熱がある場合は感染症の可能性があるため、すぐにクリニックへ連絡してください。

いつから普段通りの下着をつけられる?

ワイヤー入りブラジャーは術後1〜2週間は避けたほうが無難です。その間はノンワイヤーブラやスポーツブラで胸を優しくサポートしてあげましょう。施術部位が安定すれば、徐々にいつもの下着に戻せます。

ヒアルロン酸プチ豊胸の持続期間と再注入のベストなタイミング

ヒアルロン酸は体内で徐々に分解・吸収されるため、効果は永久ではありません。持続期間の目安とメンテナンスの考え方をあらかじめ知っておくと、長期的なプランを立てやすくなります。

効果はどのくらい続くの?

個人差はありますが、一般的に6か月〜1年半程度で注入したヒアルロン酸は体内に吸収されていきます。注入量が少ない場合はやや早く吸収される傾向があり、製剤の種類(架橋度の違い)によっても差が出ます。

施術後3か月くらいから少しずつボリュームが減り始めるのを感じる方もいます。ただし急にしぼむわけではなく、なだらかに変化するため、ある日突然元に戻るという心配はありません。

再注入はいつ頃がベストなのか

「まだボリュームが残っているうちに追加注入する」のがベストタイミングとされています。完全に吸収されてから注入し直すよりも、少量の追加で済むため費用も抑えられるでしょう。

担当医と相談しながら、6か月〜1年を目安に定期検診を受けることをおすすめします。バストの状態を確認し、追加注入が必要かどうかを判断してもらいましょう。

繰り返し注入しても安全性に問題はないのか

ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分であり、分解後は水と二酸化炭素になって自然に排出されます。繰り返しの注入自体が危険というわけではありませんが、過剰な量を一度に注入することはリスクを高めます。

信頼できるクリニックで適切な量を守り、定期的に経過観察を受けることが安全に継続するためのポイントです。万が一、しこりや硬結(硬くなった部分)が生じた場合でも、ヒアルロニダーゼという分解酵素で溶かす処置が可能なのは、ヒアルロン酸ならではの安心材料でしょう。

期間の目安バストの状態推奨アクション
施術直後〜1か月やや腫れ→安定アフターケア遵守
3〜6か月自然な仕上がり定期検診
6か月〜1年緩やかに吸収進行追加注入の検討
1年〜1年半大部分が吸収再注入または様子見

失敗やトラブルを防ぐ|プチ豊胸のクリニック選びで絶対に外せないポイント

ヒアルロン酸注入は手軽な施術ですが、注入層の選択や量の判断には高い技術が求められます。クリニック選びを間違えると、仕上がりの不満だけでなく合併症のリスクも高まるため、慎重に比較検討してください。

医師の専門性と症例数を確認しよう

確認項目チェックすべき内容
医師の専門資格形成外科・美容外科の専門医資格
豊胸の症例数年間の施術件数・実績
使用する製剤厚生労働省承認品かどうか
アフターケア体制術後の無料検診の有無

カウンセリングの質で信頼できるかどうか見極める

良いクリニックはカウンセリングに十分な時間を割いてくれます。5分程度で終わってしまうカウンセリングや、即決を迫るような対応には注意が必要です。

「何cc入れたいですか?」と数字だけを聞くのではなく、体型・骨格・皮膚の厚み・希望のシルエットまでトータルで提案してくれる医師なら信頼度は高いといえます。セカンドオピニオンを活用し、複数のクリニックを比較するのも賢い方法でしょう。

料金の内訳が不明瞭なクリニックには要注意

「ヒアルロン酸注入1本〇万円」という表示だけでは、麻酔代やアフターケア代が含まれているか判断できません。総額でいくらになるのか、追加費用が発生する条件は何かを、契約前に書面で確認することが大切です。

極端に安い価格を打ち出しているクリニックでは、製剤の品質や医師の技術に不安が残る場合もあります。安さだけで選ばず、総合的な安心感で判断してください。

よくある質問

ヒアルロン酸によるプチ豊胸の施術時間はどのくらいですか?

ヒアルロン酸によるプチ豊胸の施術時間は、一般的に30分〜1時間程度です。注入前の消毒や局所麻酔の時間を含めても、クリニック滞在時間はトータルで2〜3時間ほどが目安になります。

施術後にリカバリールームで安静にする時間も含まれますが、体調に問題がなければその日のうちに帰宅できます。忙しい方でも、半日のスケジュール確保で受けられるのが大きな魅力でしょう。

ヒアルロン酸プチ豊胸の施術中に強い痛みを感じることはありますか?

局所麻酔を使用するため、施術中に強い痛みを感じることは通常ありません。麻酔の注射時にチクッとした感覚がありますが、数秒で収まります。

痛みに敏感な方には、麻酔クリームの事前塗布や笑気ガスの併用といった追加の対策をとれるクリニックもあります。不安がある場合はカウンセリング時に担当医に伝えておくと安心です。

ヒアルロン酸プチ豊胸を受けた翌日から仕事に復帰できますか?

デスクワーク中心のお仕事であれば、翌日から復帰している方が多くいらっしゃいます。ただし、胸に軽い腫れや内出血が残っている場合があるため、腕を大きく動かす作業や重い荷物の持ち運びは2〜3日控えたほうがよいでしょう。

接客業や体を使うお仕事の場合は、2〜3日の休みを確保しておくと安心です。無理をすると回復が遅れる可能性があるため、身体の声を聞きながら復帰のタイミングを決めてください。

ヒアルロン酸プチ豊胸の効果が薄れてきたら再注入は必要ですか?

ヒアルロン酸は体内で徐々に分解・吸収されるため、ボリュームを維持したい場合は再注入が必要になります。効果の持続は個人差がありますが、6か月〜1年半程度が目安です。

完全に吸収される前に追加注入すると少量で済むため、費用面でも負担が軽くなります。担当医と定期的に相談しながら、ご自身に合ったメンテナンス計画を立てていくのがよいでしょう。

ヒアルロン酸プチ豊胸で注入した成分が胸に残り続けることはありますか?

ヒアルロン酸はもともと人体に存在する物質であり、体内の酵素(ヒアルロニダーゼ)によって自然に分解されます。そのため、異物として永久に残り続けるということは基本的にありません。

万が一、しこりや硬結(硬くなった部分)ができた場合でも、ヒアルロニダーゼを注射することで溶かすことが可能です。この「溶かせる」という特性は、シリコンバッグにはないヒアルロン酸ならではの大きなメリットといえます。

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この記事を書いた人

Dr.本田マイケル 武史のアバター Dr.本田マイケル 武史 MYCLI 統括院長 / 医療法人史真会 理事長

【プロフィール】 1984年アメリカ・メリーランド州生まれ、島根県育ち。 大阪医科大学医学部卒業後、がん研有明病院形成外科にて、日本一の手術件数を誇る乳房再建など数多くの高難度手術に従事。その後、聖路加国際病院形成外科を経て、より自然で美しい仕上がりを追求するため美容外科領域へ。 大手クリニックにて脂肪吸引・注入技術の指導的役割を担った後、「一人ひとりのゲストにもっと寄り添った施術」を理念に掲げ、2022年にMYCLIを開院。 形成外科専門医としての解剖学的知識と繊細な技術をベースに、特に「自然な仕上がり」にこだわった脂肪豊胸やボディデザインを得意とする。現在は聖路加国際病院形成外科の非常勤も兼務し、臨床・学術の両面で活動を続けている。

【所属・資格】 日本形成外科学会 / 日本乳房オンコプラスティックサージェリー学会 Vaser Lipo 脂肪吸引認定医 / MIA認定医

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