2023.05.26
シリコンバック豊胸前の注意点は?6つの注意点とダウンタイムに必要なもの5選を解説!
「シリコンバック豊胸前に注意することは?やっておくべきことってある?」
「シリコンバック豊胸はダウンタイムがきついと聞いたけど、必要なものって何?」
こんな悩みを持つ方に向けた記事です。
「シリコンバック豊胸はダウンタイムがきつい」と聞いて心配になるかもしれません。
シリコンバック豊胸だけでなく、施術を行う以上は多かれ少なかれダウンタイムがあります。
シリコンバック豊胸前の注意点を理解し、ダウンタイムに備えて必要なものをしっかりと準備することで、施術をより安全に行い、そしてダウンタイムをより楽に過ごすことが出来ます。
本記事では、シリコンバック豊胸前の6つの注意点、シリコンバック豊胸に必要なもの5選を解説します。
目次
シリコンバック豊胸のダウンタイムとは?
ダウンタイムとは施術を受けてから日常生活を問題なく送ることが出来るまでの期間のことです。
シリコンバック豊胸のダウンタイムで生じる症状は、胸の痛み、内出血、むくみ、しびれなどが代表的です。
シリコンバック豊胸のダウンタイムは個人差がありますが、施術後2〜3日をピークに1週間程度で落ち着くことが多いです。
シリコンバック豊胸は注意点をしっかりおさえることでより安全に施術を行い、ダウンタイムをより楽にすることが出来ます。
シリコンバック豊胸前の代表的な注意点について以下で解説します。
シリコンバック豊胸前の6つの注意点
シリコンバック豊胸は決して命がけの大きな手術ではありません。
しかし、体にメスを入れる以上、多かれ少なかれ施術の合併症やダウンタイムがあります。
シリコンバック豊胸前の注意点をしっかりと理解しなければ、合併症が増加し、ダウンタイムがよりつらくなる可能性が高くなります。
シリコンバック豊胸前に理解しておくべき6つの注意点について深掘りします。
注意点1:薬剤は指示通り休薬する
シリコンバック豊胸前の1つ目の注意点は、指示された薬剤をしっかりお休みすることです。
なぜなら、飲んでいる薬剤がシリコンバック豊胸後の出血、感染などのリスクになる可能性があるからです。
代表的な休薬するべき薬剤は、血液をサラサラにする薬剤です。血液をサラサラにする薬剤はしっかり休薬しなければ施術後に出血するリスクになります。
また、サプリメントにも注意が必要です。一部のサプリメントは休薬を怠ると出血などの原因になる可能性があります。
シリコンバック豊胸前には指示された薬剤は指示通り休薬するよう注意しましょう。
注意点2:禁煙する
シリコンバック豊胸前の2つ目の注意点は、施術前に必ず禁煙することです。
なぜなら、喫煙は、施術の合併症、ダウンタイムに悪い影響を与えるからです。
具体的には、喫煙によってシリコンバック豊胸後の傷の治りが遅くなる、感染症を合併しやすくなる、血栓ができやすくなる、肺炎になりやすくなる、などの悪影響があります。
シリコンバック豊胸をすると決めたその日から、一刻も早く禁煙するように注意しましょう。
出典:Sørensen et al, Ann Surg, 2012
注意点3:理想のお胸、なりたくないお胸の資料を用意する
シリコンバック豊胸前の3つ目の注意点は、理想のお胸、なりたくないお胸の資料を用意することです。
なぜなら、事前に施術する医師と、理想のお胸、なりたくないお胸のイメージをしっかりと共有し相談することが施術の満足度に大きく関わるからです。
当院は施術前に入念なカウンセリングを行っています。カウンセリング時点で理想のお胸、なりたくないお胸の資料を持参頂くと理想的です。
理想のお胸、なりたくないお胸のイメージは言葉で伝えるより、写真などの具体的な資料を用意しましょう。
理想のお胸に関しては自身の好みが伝わるよう複数枚、異なる角度からの写真を用意して頂けるとより分かりやすいです。
理想のお胸、なりたくないお胸の資料をしっかりと準備し、施術する医師と相談を重ね、満足いく施術となるよう協力することが大切です。
注意点4:重いものを持たなくて良いように準備する
シリコンバック豊胸前の4つ目の注意点は、重いものを持たなくて良いように準備することです。
なぜなら、シリコンバック豊胸後は創部やお胸がデリケートなため、1週間程度は激しい動作を避ける必要があるからです。
シリコンバック豊胸後、早ければ施術翌日から日常生活やデスクワーク程度であれば問題なく過ごすことが出来ます。
しかし、運動、重いものを持つ、そして高い場所のものを取るなどの動作は避ける必要があります。
具体的には、家事は可能な限り済ませておく、作り置きやレトルトで食事の用意をしておく、飲料用のペットボトルを運んでおく、ペットボトルのふたを開けておく、ワンタッチのストローを買っておく、などの準備をしておくと安心です。
また、近くに頼れる人がいる場合は声をかけておくとより安心です。
シリコンバック豊胸後は激しい動作を避けることが出来るよう注意しましょう。
注意点5:美容室でシャンプーの予約をする
シリコンバック豊胸前の5つ目の注意点は、美容室でシャンプーの予約をすることです。
なぜなら、シリコンバック豊胸後は腕が動かしにくく、シャンプー、ブローが大変だからです。
シリコンバック豊胸後、数日間は美容院でシャンプー、ブローをしてもらえるように手配しておくと、楽に過ごすことが出来ます。
注意点6:肌を保湿する
シリコンバック豊胸前の6つ目の注意点は、肌を保湿することです。
なぜなら、肌が乾燥しているとシリコンバック豊胸後、お胸に肉割れを起こす原因になるからです。
肌が乾燥している中でシリコンバック豊胸を行うと、シリコンバックで皮膚が伸ばされることにより肉割れを起こす原因になります。
シリコンバック豊胸前から自前のボディークリームや市販のヒルマイルドなどで少なくとも1日1回、しっかりと保湿しましょう。
シリコンバック豊胸前に肌の保湿をすることで施術後の肌の肉割れの可能性を下げることが出来ます。
どの保湿剤を使えばよいかわからない方はご相談下さい。
シリコンバック豊胸のダウンタイムに必要なもの5選
シリコンバック豊胸前の6つの注意点について解説しました。
注意点をしっかり守ることで施術をより安全に行い、ダウンタイムをより楽にすることが出来ます。
しかし、どれだけシリコンバック豊胸前の注意点を留意していても、多少のダウンタイムは避けられません。
シリコンバック豊胸のダウンタイムをより楽に過ごすには施術前の準備が大切です。
シリコンバック豊胸のダウンタイムを楽に過ごすために必要なもの5選を紹介します。
必要なもの1:豊胸後の胸にあわせたワイヤーなしの下着
シリコンバック豊胸後のダウンタイムに必要なもの1つ目は、豊胸後の胸にあわせたワイヤーなしの下着です。
なぜなら、豊胸前の下着はサイズ的にきつく、ワイヤーありや締め付けが強い下着は創部やお胸が痛む原因になる可能性があるからです。
シリコンバック豊胸後は施術後のお胸のサイズに合った、創部を覆えて、肌に優しく、締め付けが緩い下着がおすすめです。
シリコンバック豊胸後数日は腕が動かしにくい可能性があるので前開きの下着だとより安心です。
シリコンバック豊胸後に備えて施術後のお胸のサイズに合わせて下着を複数枚用意しましょう。
必要なもの2:大きめのクッション
シリコンバック豊胸後のダウンタイムに必要なもの2つ目は、大きめのクッションです。
なぜなら、シリコンバック豊胸後は仰向けになると苦しい場合があるからです。
シリコンバック豊胸後に仰向けになると施術後のお胸が張り、苦しく感じることがあります。
大きめのクッションを背もたれにして寄りかかることで完全に仰向けになることを防ぎ、苦しくなるのを防ぐことが出来ます。
シリコンバック豊胸後に備えて大きめのクッションを用意しましょう。
必要なもの3:OS1
シリコンバック豊胸後のダウンタイムに必要なもの3つ目は、OS1です。
なぜなら、シリコンバック豊胸後は水分が不足しやすいからです。
シリコンバック豊胸をはじめとする施術後は体に負担がかかることで水分が血管内から組織外へ漏出し、水分が不足しやすい状態です。
施術後は意識的に水分補給をしましょう。
OS1は脱水症における水分や電解質の補給、維持に最適な経口補水液です。
シリコンバック豊胸後に備えてOS1を用意しましょう。
出典:株式会社大塚製薬工場
必要なもの4:ワンタッチストロー
シリコンバック豊胸後のダウンタイムに必要なもの4つ目は、ワンタッチストローです。
なぜなら、施術後は痛みや腕の動かしにくさから、ペットボトルを開け閉めしづらくなるからです。
シリコンバック豊胸前に、施術後飲む予定のペットボトルは開けておき、楽に飲めるようにワンタッチストローを用意しておくと楽に水分を摂取できます。
シリコンバック豊胸後に備えてペットボトルのふたを開け、ワンタッチストローを用意しましょう。
必要なもの5:ドライヤースタンド
シリコンバック豊胸後のダウンタイムに必要なもの5つ目は、ドライヤースタンドです。
なぜなら、シリコンバック豊胸後は腕を動かしにくく、ブローしづらいからです。
ドライヤースタンドがあれば施術後のブローが少し楽になります。
シリコンバック豊胸直後の数日は、可能であれば美容院でシャンプー、ブローをしてもらえるとより楽で安心です。
シリコンバック豊胸後に備えてドライヤースタンドを用意しましょう。
【まとめ】シリコンバック豊胸前の注意点、ダウンタイムに必要なものを理解し、安心して施術を受けましょう
本記事では、シリコンバック豊胸前の6つの注意点、ダウンタイムに必要なもの5選を解説しました。
シリコンバック豊胸は施術前の注意点、ダウンタイムに必要なものをしっかり理解し、準備することで、より安心して施術に臨むことが出来ます。
当院は患者様が安心して施術を受けることが出来るよう、施術前のカウンセリングで一人一人の患者様としっかりコミュニケーションを取るよう心がけています。
また施術後は公式LINEで24時間、患者様からのご相談を受け付けています。
豊胸を検討している方は安心してご相談下さい。
監修者
- 日本形成外科学会
- 日本乳房オンコプラスティックサージェリー学会所属
本田マイケル武史(本田武史)
乳がん術後の乳房再建を年間100件以上執刀してきた形成外科医。 その傍ら美容外科医として幅広い技術を習得し専門医取得要件を満たしたことを機に美容1本に絞る。自然な仕上がりでより満足度の高い施術を極めるため理論・技術を徹底的に学び沢山のゲストの要望に応え、より一人一人に寄り添った施術を行いたいという気持ちからMYCLIを開院。 開院後1年で豊胸術件数において個人院国内トップクラスに。 技術だけではなく、カウンセリングからアフターケアまでゲストに寄り添う姿勢が評判をよび数カ月先まで予約殺到。信頼できる上、気さくで物腰柔らかい人柄によりリピーターのゲストも後を絶たない。