2023.11.18
豊胸後の違和感は良くなる?drop and fluffについて詳しく解説!
「豊胸を考えているけど、豊胸後の人の写真を見ると違和感がある・・・」
「豊胸したけど違和感が強くて期待と違う・・・」
「豊胸後のdrop and fluffって何・・・?」
こんな悩みを持つ皆様に向けた記事です。
豊胸を検討している方は、実際豊胸した方の写真などを見て違和感を感じ、心配になるかもしれません。
シリコンバック豊胸は豊胸後、お胸が張った印象になり違和感を感じることがあります。
豊胸後は最終的な、より自然な仕上がりになるまで時間を要します。シリコンバック挿入後、時間を要して最終的な見た目の仕上がりになることをdrop and fluffと呼びます。
本記事では豊胸直後の違和感はなぜ生じるか、drop and fluffとは何か、そしてdrop and fluffを促進する方法について解説します。
目次
豊胸後の違和感とdrop and fluffとは
豊胸後まもなくはお胸が張った印象で違和感を生じることがあります。
なぜなら、シリコンバックを挿入した直後は自身の皮膚や筋肉がまだ伸びていないからです。
豊胸後、時間の経過と共に筋肉や皮膚の緊張が緩和されていくことでお胸のボリュームが下の方に降りていきます。
この豊胸後の経時的変化をdrop and fluffと呼びます。
drop and fluffは具体的にどのような経過で変化していくのでしょうか。
drop and fluffの具体的な経過について以下で解説します。
drop and fluffの経過
豊胸後、施術に伴う腫れや内出血は1〜2週間程度で改善することが多いです。腫れや内出血の改善に伴い、筋肉がリラックスし、お胸の張り感は改善していきます。
豊胸後、6〜8週間経過するとお胸のボリュームが少しずつ下がってきます。豊胸後、3〜6ヶ月経過するとお胸の柔らかさや下垂感が生まれ自然な仕上がりに近づきます。
豊胸後、お胸の張り感やシリコンバックの位置が高いことは心配しすぎる必要はありません。個人差がありますが、時間の経過と共にdrop and fluffが生じ、より自然な仕上がりに近づきます。
それでは、drop and fluffを促進するためにできることはあるのでしょうか。
drop and fluffを促進する方法について以下で深掘りします。
drop and fluffを促進する方法
豊胸後のdrop and fluffを促進するために最も大切なことは必ず施術者からのアフターケアの指示を守ることです。
一般的にdrop and fluffを促進する方法としては以下のような方法が知られています。
・施術後は許可があるまで激しい運動を避ける
・お胸を優しく支える下着を着用する
・創部フォローアップをしっかり行う
・喫煙や過度な飲酒を控える
豊胸後のダウンタイムやdrop and fluffの経過は人それぞれ異なります。他の方と比較して過度に焦ったり、落ち込む必要はありません。
経過によって注意することは人それぞれ少しずつ異なるため、施術者から指示された診察予約や注意はしっかり守るようにしましょう。
また、施術の方法や背景によってdrop and fluffによってお胸の柔らかさや下垂感がでるまでの長さは異なります。
drop and fluffが比較的早い方の特徴として、以下の特徴が挙げられます。
・授乳経験がある方
・お胸の容量が多い方
・皮膚の伸びが良い方
・乳頭から乳房下縁まで約6cm以上ある方
drop and fluffが比較的ゆっくりな方の特徴として、以下の特徴が挙げられます。
・お胸の容量が少ない方
・皮膚の伸びが悪い方
・皮膚の伸びが悪い方
・乳房下縁のラインを超えてシリコンバックを挿入し、新たにお胸の下のラインを作っている方
豊胸後の見た目や触り心地は経過によって変化していきます。豊胸直後の仕上がりは最終的な仕上がりとは異なります。
豊胸直後のお胸に満足いかない場合も過度に不安に思うことなく、お胸の変化を楽しみに経過を見ていくようにしましょう。
出典:AMERICAN SOCIETY OF PLASTIC SURGEONS
【まとめ】豊胸の違和感、drop and fluffについて理解しましょう
豊胸後の違和感とdrop and fluffとは何か、drop and fluffの経過、drop and fluffを促進する方法、そしてdrop and fluffが早い方・ゆっくりな方の特徴について解説しました。
豊胸直後はお胸が張った印象になり心配になるかもしれません。
しかし、豊胸直後の仕上がりは最終的な仕上がりではなく、時間の経過と共に柔らかく下垂感のあるお胸へ変化していきます。
豊胸直後のお胸を見て過度に心配する、不安を感じる必要はありません。
豊胸後のお胸の変化をゆっくりと楽しみながら見ていきましょう。
監修者
- 日本形成外科学会
- 日本乳房オンコプラスティックサージェリー学会所属
本田マイケル武史(本田武史)
乳がん術後の乳房再建を年間100件以上執刀してきた形成外科医。 その傍ら美容外科医として幅広い技術を習得し専門医取得要件を満たしたことを機に美容1本に絞る。自然な仕上がりでより満足度の高い施術を極めるため理論・技術を徹底的に学び沢山のゲストの要望に応え、より一人一人に寄り添った施術を行いたいという気持ちからMYCLIを開院。 開院後1年で豊胸術件数において個人院国内トップクラスに。 技術だけではなく、カウンセリングからアフターケアまでゲストに寄り添う姿勢が評判をよび数カ月先まで予約殺到。信頼できる上、気さくで物腰柔らかい人柄によりリピーターのゲストも後を絶たない。