豊胸後のピキッとした痛みは大丈夫？豊胸後の痛みの原因と対策を時期別に解説！

「豊胸をしてから3ヶ月以上経つのにまだピキッとした痛みがあるけど大丈夫・・・？」

こんな不安を持つ皆様に向けた記事です。

豊胸後に数ヶ月以上経つのに、まだ痛みがあると心配になるかもしれません。

本記事では、豊胸後の痛みの原因や対策を時期別に解説します。

【時期別】豊胸後の痛みの原因と対策

豊胸後の痛みは時期別に原因や対応が変わってきます。

豊胸後、術直後～2週間、2週間～3ヶ月、3ヶ月以降の3期間にわけて以下で深掘りします。

豊胸後　術直後～2週間の痛みの原因と対策

豊胸直後～2週間の時期の痛みの原因は大きくわけて以下の3つが考えられます。

• 手術をしたことによる痛み
• 術後出血による痛み
• 感染による痛み

手術をしたことによる痛みは、豊胸した皆様が経験する痛みです。

個人差がありますが、緊急で対応が必要になるものではありません。

手術をしたことによる痛みは鎮痛薬などで対応していくことがメインになります。

一方、豊胸直後～2週間の痛みで注意が必要なのは、術後出血・感染による痛みです。

なぜなら、術後出血や感染は時に緊急で対応が必要になるからです。

術後出血による痛みは、痛みと同時に創部の腫れや比較的広い範囲の皮下出血が生じることが多いです。

豊胸直後～2週間で強い痛みに加え、創部の腫れや広範囲の皮下出血がある際はすぐに施術元の施設に相談するようにしましょう。

感染による痛みは、痛みと同時にお胸の腫れ・赤み・熱感が生じることが多いです。時には38度や39度の熱がでることもあります。

感染は放置すると豊胸で入れたシリコンバックを抜去しなければいけなくなることもあります。

感染は緊急での処置が必要になることは稀です。しかし、痛みと共にお胸の腫れ・赤み・熱感がある際は後回しにせず施術元の施設に相談するようにしましょう。

豊胸後2週間～3ヶ月の痛みの原因と対策

豊胸後2週間～3ヶ月の時期の痛みの原因は大きくわけて以下の2つが考えられます。

• 手術後の正常な痛み
• 感染による痛み

豊胸後2週間～3ヶ月の期間では、手術したことによる痛みが生じている可能性があります。

手術をしたことによる痛みは処置が必要な類の痛みではありません。鎮痛薬などで対応していくことが大切です。

一方で、豊胸後2週間～3ヶ月は感染による痛みに特に注意が必要です。

感染による痛みは放置すると最悪の場合、豊胸で使用したシリコンバックを取り除く必要があるからです。

痛みと同時にお胸の腫れ・赤み・熱感、そして発熱がある場合は感染の可能性があります。

感染は夜中であっても緊急で対応が必要なわけではありません。しかし、放置せずに施術元の施設に必ず相談するように心がけましょう。

豊胸後3ヶ月以降の痛みの原因と対策

豊胸後3ヶ月以降は痛みの種類が少し変わってくる傾向があります。

具体的には、ピキッとした痛みやピリピリした痛みを生じることが多くなります。

これらの痛みは、手術によって傷ついている目に見えない程度の神経が回復してきていることが一因です。

豊胸後の神経痛は約15%の方で生じると報告されています。

ピキッとした痛みやピリピリした痛みはいわゆる神経痛の類であり、処置が必要になることはほとんどありません。

神経痛は術後1年以上経過していても持続することがしばしばあります。特に寒い季節や低気圧の時に症状がでることがあります。

基本的には痛みを感じる時に鎮痛薬で対応することが有効です。

また、豊胸後3ヶ月以降でも感染を生じることもあります。

なので、痛みだけでなく、お胸の腫れ・赤み・熱感、そして発熱がある場合は放置せず施術元の施設に相談するようにしましょう。

出典：Ducic et al, Aesthetic Surgery Journal, 2014

【まとめ】豊胸後は3ヶ月以上経過しても痛みが残ることもあります

本記事では、豊胸後の痛みを期間別に解説しました。

豊胸後の痛みの期間別の主な原因は以下の通りです。

豊胸直後～2週間

• 手術をしたことによる痛み
• 術後出血による痛み
• 感染による痛み

豊胸後2週間～3ヶ月

• 手術後の正常な痛み
• 感染による痛み

豊胸後3ヶ月以降

• 神経痛

豊胸後の痛みは時期別に原因や注意するべきことが変わります。

当院は施術後のアフターフォローにも力を入れています。

豊胸を考えている方は安心してご相談ください。