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コラム

2025.03.19

豊胸と鼻整形は同時にやっても大丈夫?リスクを徹底解説

「豊胸と鼻整形どちらもやりたいけど、同時にやって大丈夫?」

「豊胸と鼻整形はどのくらい期間をあけるべき?」

こんな悩みを持つ方に向けた記事です。

結論、鼻整形と豊胸は同時に行うのはおすすめできません

どのくらい期間をあけるべきかは、鼻整形の方法によっても変わってきます。

本記事では、豊胸と鼻整形どちらもやりたい方に向けて、鼻整形の代表的な種類、鼻整形と豊胸の関係について解説します。

鼻整形の代表的な施術

鼻整形は鼻を理想の形に近づけるための施術です。

鼻整形には自身の軟骨を使用してお鼻の形を整える施術があります。

鼻整形で使用する軟骨は、お胸の軟骨の一部である肋軟骨、耳の軟骨の一部である耳介軟骨、そして鼻の軟骨の一部である鼻中隔軟骨を使用することが一般的です。

軟骨を使用した鼻整形は、鼻だけではなく軟骨を採取するための傷が必要になります。また、軟骨を採取した部位の修復には一般的に3~6ヶ月程度かかると言われています。

豊胸手術と鼻整形を同時に行うのはおすすめできない

豊胸手術と鼻整形、どちらもやりたいと考えている方の中には、

「豊胸手術でお胸を切る時に肋軟骨を採って、鼻整形も同時にやって欲しい」

というご要望を頂くことがあります。

結論、鼻整形と豊胸を同時に行うことはおすすめできません。

なぜなら、合併症のリスクが高くなるからです。

鼻整形のために肋軟骨を採取する場合を考えてみましょう。

肋軟骨は胸骨と肋骨をつなぐ軟骨のことです。肋軟骨は乳腺のすぐ下にあり、肺を守る役割も担っています。

肋軟骨を採取して間もない時期は肺を十分に守ることができず、豊胸手術によって気胸などの合併症を発症するリスクが高くなります。

肋軟骨ではなく、耳軟骨を使用する場合も、同時に施術を行うことはおすすめできません。

なぜなら、体への負担が強く、ダウンタイムもよりつらい時間になってしまう可能性があるからです。

肋軟骨を採取した部位は、1ヶ月程度で瘢痕組織が形成され治癒が進むことが示唆されています。

鼻整形と豊胸どちらも考えている場合は、肋軟骨を使用した鼻整形の場合は前後3ヶ月は豊胸手術を避ける方がよいでしょう。肋軟骨を使用しない鼻整形であっても前後1ヶ月は豊胸手術を避けるのが無難です。

出典:Tokat et al, TURKISH JOURNAL OF THORACIC AND CARDIOVASCULAR SURGERY, 2012

【まとめ】鼻整形と豊胸は最低1ヶ月期間をあけましょう

本記事では、鼻整形の代表的な施術、鼻整形と豊胸を同時に行うリスクについて解説しました。

鼻整形と豊胸を同時に行うことはおすすめできません。肋軟骨を使用する鼻整形と豊胸は少なくとも3ヶ月、肋軟骨を使用しない場合でも少なくとも1ヶ月は期間を空けることがおすすめです。

当院では鼻整形も豊胸もどちらもご対応可能です。

皆様1人1人に合わせて具体的なスケジュールをご提案させて頂きます。

鼻整形、豊胸をご検討の際には安心してご相談ください。

監修者

  • 日本形成外科学会
  • 日本乳房オンコプラスティックサージェリー学会所属

本田マイケル武史(本田武史)

乳がん術後の乳房再建を年間100件以上執刀してきた形成外科医。 その傍ら美容外科医として幅広い技術を習得し専門医取得要件を満たしたことを機に美容1本に絞る。自然な仕上がりでより満足度の高い施術を極めるため理論・技術を徹底的に学び沢山のゲストの要望に応え、より一人一人に寄り添った施術を行いたいという気持ちからMYCLIを開院。 開院後1年で豊胸術件数において個人院国内トップクラスに。 技術だけではなく、カウンセリングからアフターケアまでゲストに寄り添う姿勢が評判をよび数カ月先まで予約殺到。信頼できる上、気さくで物腰柔らかい人柄によりリピーターのゲストも後を絶たない。

MYCLIマイクリ

脂肪吸引・豊胸・エイジングケア専門クリニック

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