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コラム

2023.12.08

ブラジリアンバットリフトとは?施術の流れからメリット・デメリットまで解説!

「ブラジリアンバットリフトってどんな施術?」

「ブラジリアンバットリフトのメリット・デメリットは?」

こんな悩みを持つ方に向けた記事です。

ヒップラインのお悩みがある方はどのような施術が自分に合っているのか、そしてブラジリアンバットリフトがどのような施術なのか、不安に思うかもしれません。

ブラジリアンバットリフトは臀部に脂肪注入する豊尻方法です。自然な見た目と触り心地の仕上がりが期待できるところが特徴です。

本記事では、ブラジリアンバットリフトとは何か、ブラジリアンバットリフトのメリット・デメリット、そして他の豊尻術との比較について解説します。

ブラジリアンバットリフトとは?

ブラジリアンバットリフトは脂肪注入による豊尻方法です。臀部に自分の他部位から採取した脂肪を注入することでお尻のふくらみを作ります。

ブラジリアンバットの具体的な手順は大まかに以下の3ステップです。

  1. 太もも・ウエストなどから余分な脂肪を吸引する
  2. 採取した脂肪を精製する
  3. お尻にバランスよく注入し、丸みや高さを出す

ブラジリアンバットリフトで臀部に注入する脂肪は、自分の腰部や大腿部です。

太ももやウエストから脂肪を採取することで気になる部分の部分痩せ効果も同時に実現し、より美しいボディラインの仕上がりを期待できます。

ブラジリアンバットリフトのダウンタイムは、脂肪を採取した部位・脂肪注入したお尻の内出血、腫れ、痛みなどです。

内出血、腫れは2週間程度で改善することほとんど。痛みは個人差がありますが、1週間程度で改善することが多いです。

部分痩せとヒップのボリュームアップを同時に実現できることがブラジリアンバットの大きな魅力といえるでしょう。

ブラジリアンバットリフトの3つのメリット

ブラジリアンバットリフトは脂肪注入による豊尻方法です。

ブラジリアンバットリフトの3つのメリットを以下で深掘りします。

メリット1: 温かみのあるお尻を期待できる

ブラジリアンバットリフトの1つ目のメリットは、温かみのあるお尻を期待できることです。

なぜなら、ブラジリアンバットリフトは自身の脂肪組織を用いた豊尻方法であるからです。

ブラジリアンバットリフトは他部位から採取した自分自身の脂肪組織を用いて豊尻を行うため、人肌の温かみがある比較的自然な仕上がりを期待できます。

一方、シリコンバッグなどの人工物を用いた場合はどうしても人工物特有の違和感により温かみの少ないお尻になる可能性があります。

自分の脂肪組織を用いることでより自然な仕上がりを期待できることがブラジリアンバットリフトの強みの1つです。

メリット2: 微調整しやすい

ブラジリアンバットリフトの2つ目のメリットは、微調整しやすいことです。

なぜなら、ブラジリアンバットリフトは比較的ピンポイントで施術することができるからです。

ブラジリアンバットリフトはボリュームアップしたい部分に重点的に脂肪を注入することでメリハリをつけた仕上がりを期待できます。

一方、シリコンバッグなどの人工物を用いた豊尻術はボリュームを場所によって調整することが比較的難しいです。

またブラジリアンバットリフトは繰り返し行うことができます。繰り返し施術することで理想のお尻により近づくことが期待できます。

メリット3: 部分痩せ効果を期待できる

ブジリアンバットリフトの3つ目のメリットは、部分痩せ効果を期待できることです。

なぜなら、ブラジリアンバットリフトでは豊尻のための脂肪を採取するからです。

ブラジリアンバットリフトは自身の体の別部位から脂肪吸引によって脂肪を採取し、臀部へ注入することでボリュームアップを目指します。

お尻のボリュームアップだけでなく、脂肪を採取する部位の痩せ効果を期待できます。

腰部や大腿部から脂肪を採取し、お尻をボリュームアップすることでより美しいボディラインを目指すことができます。

ブラジリアンバットリフトの2つのデメリット

ブラジリアンバットリフトの3つのメリットについて解説しました。

ここではブラジリアンバットリフトの2つのデメリットについて以下で深掘りします。

デメリット1: ダウンタイムが比較的重い

ブラジリアンバットリフトの1つ目のデメリットは、ダウンタイムが比較的重いことです。

なぜなら、ブラジリアンバットリフトは臀部への脂肪注入だけでなく、別部位から脂肪の採取が必要だからです。

ボリュームアップを目指すお尻以外に脂肪を採取した腰部や大腿部にもダウンタイムが発生します。

具体的には脂肪を採取した部位の内出血、腫れ、痛みなどです。ダウンタイムは1〜2週間で落ち着くことが多いです。

ブラジリアンバットリフトは施術後に亡くなった方がいることで一時話題になりました。

アメリカの研究により、致死的な合併症にはいくつかの特定の手技が関連していることが報告されています。具体的には深部の筋肉への脂肪注入、4mm以下のカニューレの使用、カニューレを下方へ向け注入することです。

経験豊富な施術者により致死的な合併症と関連する手技を避け、施術方法に細心の注意を払うことで、致死的な合併症のリスクを最小限に抑えることを期待できます。

ブラジリアンバットリフトの安全面について、過度に心配しすぎる必要はありません。心配なことは事前に納得いくまでクリニックの医師と相談するようにしましょう。

出典:Mofid et al, Aesthet Surg J, 2017

デメリット2: 一度で非常に大きな豊尻効果は期待できない

ブラジリアンバットリフトの2つ目のデメリットは、一度に非常に大きな豊尻効果は期待できないことです。

なぜなら、採取できる脂肪の量に限りがある上、注入した脂肪全てが生着するわけではないからです。

ブラジリアンバットリフトで臀部に注入した脂肪は全てが生着しお尻のボリュームになるわけではありません。

シリコンバッグなどの人工物を用いた豊尻術は人工物のサイズによって非常に大きな豊尻効果を期待することができます。

一方、ブラジリアンバットリフトは腰部や大腿部の痩せ効果も考慮し、ボディライン全体をバランス良く整えることができます

期待する豊尻効果を施術者と共有し、事前にしっかりと施術方法を相談することが大切です。

ブラジリアンバットリフト以外の豊尻術の種類と比較

ヒップラインを理想の形に近づける豊尻術はブラジリアンバットリフト以外にも複数種類があります。

自分にとって最適な方法に近づくため、それぞれの施術についてしっかりと理解することが大切です。

ブラジリアンバットリフト以外の代表的な豊尻術は以下の3つです。

  • シリコンバッグ豊尻
  • ハイブリッド豊尻
  • ヒアルロン酸豊尻

1つずつ以下で深掘りします。

シリコンバッグ豊尻とは

ブラジリアンバットリフト以外の1つ目の豊尻術は、シリコンバッグ豊尻です。

シリコンバッグ豊尻は、シリコンバッグをお尻に挿入してボリュームアップする方法になります。

シリコンバッグ豊尻は、一度の施術で大きなサイズアップができることがメリットです。一方、人工物による見た目・触り心地の違和感が出やすいことがデメリットです。

ハイブリッド豊尻とは

ブラジリアンバットリフト以外の2つ目の豊尻術は、ハイブリッド豊尻です。

ハイブリッド豊尻は、シリコンバッグ豊尻と脂肪注入(ブラジリアンバットリフト)を組み合わせて同時に行う方法になります。

シリコンバッグで大きなボリュームを確保しつつ、脂肪注入で自然な見た目や触り心地を両立できることがメリットです。一方、費用が比較的高く、ダウンタイムも重い傾向にあることがデメリットです。

ヒアルロン酸豊尻とは

ブラジリアンバットリフト以外の3つ目の豊尻術は、ヒアルロン酸豊尻です。

ヒアルロン酸豊尻は、ヒアルロン酸をお尻に注射する方法になります。

ヒアルロン酸注入は手軽にできることがメリットです。一方、ヒアルロン酸は効果が一時的であり、かつヒアルロン酸が生涯にわたって残留しトラブルになるケースもあることが大きなデメリットです。

当院ではヒアルロン酸を使用した豊尻(豊胸も含む)は推奨しておりません。

ヒアルロン酸は豊胸の領域においては日本形成外科学会から推奨しないことが明記されています。

出典:日本形成外科学会

方法効果持続期間メリットデメリット
ブラジリアンバット(脂肪注入)自然な丸み・柔らかさ生着部分は半永久的自然・部分痩せ効果もダウンタイム・吸収のリスク
シリコンバッグ豊尻一度で大きなサイズアップ基本は半永久的(入れ替えが必要になる場合あり)大幅なボリューム増加人工物による違和感・リスク
ハイブリッド豊尻バッグ+脂肪で自然かつ大きなサイズバッグは数年〜10年以上、脂肪は半永久的大きさと自然さを両立費用が高い・ダウンタイム長め
ヒアルロン酸豊尻(おすすめしない)手軽にボリュームアップ1〜2年程度ダウンタイムが短い効果が一時的・生涯残留のリスク


【まとめ】ブラジリアンバットリフトはナチュラルな仕上がりを期待する方向け

本記事では、ブラジリアンバットリフトとは何か、ブラジリアンバットリフトのメリット・デメリット、そして他の施術との比較を解説しました。

ブラジリアンバットリフトは別部位から採取した脂肪を臀部に注入することで、部分痩せ効果とお尻のボリュームアップを同時に期待できる施術です。

豊尻の方法はブラジリアンバットリフトだけではありません。自分の理想のイメージを施術者と共有し事前に相談することが大切です。

当院は施術だけでなく、事前カウンセリング、アフターフォローに力をいれています。

事前カウンセリングではお客様一人一人の理想の姿をしっかりとお伺いし、理想に近づくための方法を一緒に考えていきます。

無理に施術をおすすめしたり、押し売りすることは絶対にありません。

ヒップラインにお悩みのある方は安心してご相談ください。

監修者

  • 日本形成外科学会
  • 日本乳房オンコプラスティックサージェリー学会所属

本田マイケル武史(本田武史)

乳がん術後の乳房再建を年間100件以上執刀してきた形成外科医。 その傍ら美容外科医として幅広い技術を習得し専門医取得要件を満たしたことを機に美容1本に絞る。自然な仕上がりでより満足度の高い施術を極めるため理論・技術を徹底的に学び沢山のゲストの要望に応え、より一人一人に寄り添った施術を行いたいという気持ちからMYCLIを開院。 開院後1年で豊胸術件数において個人院国内トップクラスに。 技術だけではなく、カウンセリングからアフターケアまでゲストに寄り添う姿勢が評判をよび数カ月先まで予約殺到。信頼できる上、気さくで物腰柔らかい人柄によりリピーターのゲストも後を絶たない。

MYCLIマイクリ

脂肪吸引・豊胸・エイジングケア専門クリニック

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